1日に3時間働けば、十分に生きていける社会がやってくる

 

※今回の記事はこれまで自分が写経した中で

学んだこと、段割りなど活用して

読みやすくアレンジした内容になります。

 

最近読んだ記事の中で結構面白かったのでご紹介します😃

 

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■一日三時間働けば十分に生きている社会がやってくる

 

 

 

 

大不況の最中の1930年

経済学者のジョン・メイナード・ケインズ

「孫の世代の経済的可能性」

という公演の中で今日の私たちにとって

大変興味深いある予言をした。

 

 

 

 

 

「100年後、一日三時間働けば十分生きていける社会がやってくるだろう」

 

 

 

 

 

そして今この記事を読んでいるあたなは

ケインズの予測した100年後の世界を行きながら

おそらく毎日八時間以上労働に投入している。

 

 

 

 

 

表面的に言えばケインズのこの予言は

「大外れ」

としか言いようがない

 

 

 

 

がほんとにそうなのか

例えばこう考えられないだろうか?

 

 

 

 

すなわちケインズの予言は実現した。

私たちが会社を営んでいくために必要な

仕事=エッセンシャルワークはすでに一日三時間も働けば

充分賄うことができる。

 

 

 

 

のこりのしごとは

会社に何になるかの価値も意味ももたらすことのない

「無用の仕事」

をやっているにすぎないと

 

 

 

そしてこの仮説に対してその通りだ、私たりは大半は価値も意味も生み出すことのない

ブルシットジョブ=くそどうでもいい仕事になっている。

と指摘しているのがこの書籍である。

 

 

 

 

 

 

実に強烈なタイトルだが、著者はロンドンスクールオブエコノミクスで

人類学を教えていたそ真ん中のアカデミーキャリアの持ち主。

書籍そのものも極めて重厚な社会学研究者となっている。

 

 

 

 

グレーバーが指摘する問題は私たちの社会にとって見極めて最も深刻なものだ。

 

 

 

 

 

「膨大な数の人間が本当は必要ないと内心考えている業務遂行に

その就業時間全て費やして状態でいる。そうした実態によってもたらされる

道徳的・精神的な被害は深刻なものだ。

それは私対の集団的な塊を被損している傷なのである」

 

 

 

 

 

 

 

■問題しするのは「ブルッとジョブの多さ」だけではない。

 

筆者が問題視するのはブルシットジョブの多さだけではない。

より本質的な問題はブルシットジョブの多くが世の中では専門職として慕われ

高収入であることに対し、社会に絶対的なエッセンシャルワークの多くが

新逆であるということだ。

 

 

 

 

 

 

書籍では投資銀行広告代理店税理士など

具体例を挙げもらっている報酬の数十倍の社会敵破壊をしていると指摘する

 

 

 

 

 

このような状況はどうすれば改善できるのだろうか?

筆者は自分の仕事は誰も気付いていない問題を指摘することで

問題解決のための処方箋を提案すくことではないと慎重に断った上で

普遍的なb〜シックインカムの導入しかないとまとめている

 

 

 

 

 

つまり労働と報酬を切り離す

ことで労働本来がもたらす楽しみややりがいに応じ

人が職業を選ぶ社会に転換されることを提案しているのだ。

問題指摘も刺激敵なら解決策の内容も痺れる。

 

 

 

 

 

 

 

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山口 周(やまぐち・しゅう)

独立研究者・著述家/パブリックスピーカー

1970年、東京都生まれ。

慶應義塾大学文学部哲学科、同大学院文学研究科修了。

ボストン・コンサルティング・グループ等を経て現在は独立研究者・著述家・パブリックスピーカーとして活動。神奈川県葉山町在住

。著書に『ニュータイプの時代』など多数。

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